全青司 みやぎ全国研修会
9月の26、27日と仙台で開催された全国研修会に参加した。
研修内容は盛りだくさんで、日本司法書士会連合会の細田会長も来るなど大勢が参加していた。
全体会の基調講演は東京大学の河上正二教授が話をされていて、民法改正に関する私見などを述べられていた。
個人的に、任意の勉強会で民法改正に関して勉強を始めたところだったので興味をもって話を聴くことができた。民法(債権法)改正検討委員会が発表した債権法改正の基本方針などを読み進めていて、特に消費者契約法を民法に取り入れることに疑問を持たずに読んでいたが、河上教授の話をきいて市民生活の根本原則である民法の射程範囲に消費者契約の問題を取り込むことの是非といった視点もある事に気づかされた。また、直接的には債権法分野の改正とは外れるが、超高齢者社会に対応する民法という視点などについても言及されていて興味深かった。改正検討委員会の中でも様々な議論がなされていて、少数意見も示唆に富んだ事柄が多いようだ。司法書士や行政書士といった実務家の知識や実務経験を民法改正(その是非も含めて)に少しでも反映させるために、個々の実務家もしっかりと研究会等において議論などを積み重ねていく必要がある。
研修内容は盛りだくさんで、日本司法書士会連合会の細田会長も来るなど大勢が参加していた。
全体会の基調講演は東京大学の河上正二教授が話をされていて、民法改正に関する私見などを述べられていた。
個人的に、任意の勉強会で民法改正に関して勉強を始めたところだったので興味をもって話を聴くことができた。民法(債権法)改正検討委員会が発表した債権法改正の基本方針などを読み進めていて、特に消費者契約法を民法に取り入れることに疑問を持たずに読んでいたが、河上教授の話をきいて市民生活の根本原則である民法の射程範囲に消費者契約の問題を取り込むことの是非といった視点もある事に気づかされた。また、直接的には債権法分野の改正とは外れるが、超高齢者社会に対応する民法という視点などについても言及されていて興味深かった。改正検討委員会の中でも様々な議論がなされていて、少数意見も示唆に富んだ事柄が多いようだ。司法書士や行政書士といった実務家の知識や実務経験を民法改正(その是非も含めて)に少しでも反映させるために、個々の実務家もしっかりと研究会等において議論などを積み重ねていく必要がある。
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